ある朝 Tちゃんは「学校へ行きたくないなぁ~」と言ってきました。
ママが、「どうしたの?」と聴くとこんなことを言いました。
「まったく!私はAちゃんの面倒ばかりみてるんだ。」と・・・
クラスのやんちゃで通っている友達の話を終えた後に ため息と一緒に
言ったのでした。
Tちゃんは とても面倒見のいいしっかり者。
ママは思わず笑ってしまいましたけれど 心配でもありました。
そしてママはこんな言葉を言いました。
「Aちゃんと話をしなければいいじゃない。放っておけば。気にしないで!」
Tちゃんはひと言。「違うんだよ!」そう言ってプイとその場を去って行きました。
その日 Tちゃん 学校へ渋々行きました。
それから・・・
ママのその後のチャレンジは素晴らしく Tちゃんとのラポールの構築を意識して
Tちゃんの話を最後までたくさん聴くことができたようです。
その結果は・・・ママの表情を見てもすぐにわかるくらいでしたが、Tちゃんは教室での
自分の頑張りをママに聴いてほしかったのだ!と気づき、今まで気がつかなかったけれど、我が子が教室でもけっこう頼りにされている事に気づき 我が子を誇らしく思え、心晴れやかな気分になって来たそうです。
ママは自然と・・・「頑張ってるね~」という言葉が出てきたそうです。
Tちゃんはそれからいつも通りニコニコです。
ママは 話を最後まで聴く前に どうしてもアドバイスをしたくなるけれど
最後まで聴くことも 大切なことですね。
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